
就職先を決めるにあたり、すごく悩んでいる…。
自分はとても好きな“趣味”があるのだけど、それを仕事にしてもいいのかな?
誰かが言ってたけど、「趣味は仕事にしない方がいい!」って言葉が印象に残ってるんだよね。
趣味が趣味ではなくなり、楽しめなくなるとか。
やっぱり、趣味と仕事は区別するべきかな?
実際に趣味を仕事にしてみた方の感想が聞きたいなあ。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 新卒一年目の私が、実際に趣味を仕事にしてみた感想
- 「好きなことで生きていく」のは難しい?
- 興味の無いことを延々と続けるのは困難だと思う話
こんにちは、かけるです。
私は現在、新卒一年目の新入社員として働いています。
就職先は、大好きな趣味である「自転車」に関連した会社です。
そう、趣味を仕事にした人間の一人。
私も就活中は、とても悩みました。
相談した周りの人間からいわれた、「趣味は仕事にしない方がいいんじゃない?」というアドバイスがきっかけで、こう考えるようになったのです。
しかし、自分には無理でした。
興味の無い職業、興味のない会社にエントリーすることなんてできませんでした。
そもそも、エントリーシートを作る気にすらなれなかったのです。
私の実家は豊田市でして、「トヨタ自動車」関連の自動車会社が無数にあります。
もちろん、自動車会社を就職先に考えようとしたこともありますよ。
給料はいいし、休みも多いし、実家から通えるし、住み慣れた地元だし、最高です。
それでもやっぱり、心が動かなかったのです。
心底「この仕事をやってみたい!」ってならなかった。
だから、結局は趣味である自転車会社に就職しました。
新卒として入社して約半年が経ちます。
- 実際に働いてみてどうだったのか?
- 趣味を仕事にしてみてどうだったのか?
こんな話題について、所感をお話しさせていただきます。
将来を迷う方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
「趣味」を「仕事」にしない方がいい?【新卒一年目の感想】
結論:問題なし
結論からいうと、趣味を仕事にするのは悪くないと思います。全然いい。
少なくとも私は、実際に働く中で嫌気がさしたことはありません。
むしろ、業務内容が“趣味”そのものなので、興味を持って業務に取り組めているかなと。
自分の選んだ道に、後悔はしていません。
好きこそ物の上手なれ
私の就職先は自転車ショップです。
ショップ店員に欠かせない武器は“知識”でして、常にインプットが欠かせません。
お客様に何か質問された時は、即時に答えられることが望ましいからです。
私はまだまだ未熟で、分からないことだらけ。返答に困り、上司に相談することも多々あります。
業務をする中で、沢山の“疑問”が浮かびます。
そんな時に、「好きだからこそ、自主的に調べる」ことができているかなと思うのです。
単純に自分が「知りたいな!」と思うから。興味があるから。
でもこれが、興味が無いことだったらどうでしょう。
皆さんが学校へ通っている時、好きな科目、苦手な科目ってありましたよね。
好きな科目を勉強している時に分からない事があっても、進んで解決に向けて努力しませんでしたか?
むしろ、問題が解けた時の“嬉しさ”が楽しくてしょうがなかったかなと思います。私もそうでした。
でも、苦手な科目でも同じでしたでしょうか?
勉強すること自体が“苦”になって、楽しさを感じたでしょうか?自主的に物事を調べたり、研究したりしましたか?
おそらく、してませんよね。
自分が興味があることは、学習意欲高いといえます。
それが仕事でも一緒です。興味があれば、自分の成長も早くなる。
「好きこそ物の上手なれ」ということわざがありますが、まさにそうかなと思います。
給料面で趣味を選ぶか、その他を選ぶか迷ったら
この世の全ての職種が、会社が、すべて同じ給料だとしたら、迷わず「好きなこと」を選ぶ方が多いでしょう。
でも、もちろん違います。
趣味を仕事にする上でもう一つ悩みの種となるのが、
「志望先の業界の給料が低い時」
いくら“好き”だからといって、やはり、作業量に見合った給料が欲しい。
スゴく悩むと思います。
これに関して言えば、正解は人それぞれ。
自分が将来、「どんな生活を送りたいのか?どんな人になっていたいのか?」から逆算して考えると、答えの方向性が決まるかなと思います。
幸い私の志望先(現就職先)であった会社の給料は、“並み”でした。
決して低すぎるわけでもないし、高くもない年収。
福利厚生も手厚いのも魅力的です。
「とりあえず普通なら、悪くないかな」と思い、就職するにいたりました。
仮に給料が手取り14万とかだったら、さすがに私も他の職を選んでいたかと思います。
生活を犠牲にするほど、趣味を優先にして考えることはできません。
本業×副業のススメ【+月収12万円】
自分の趣味が本業になったことで、いいこともありました。
趣味の「自転車」に関して、プロと呼ばれる立場になったのです。
そこで私は本業の経験や知識を活かして、現在、ブログにて情報発信をしています。
「たびチャリ!」という自転車ブログを運営中。
ブログの月間アクセスは15万PVを超え、月収は12万円を記録するまでに成長しました。
私の働く会社は、(申請すれば)副業OKです。
なので、本業と合わせて、副業のブログで稼ぎ口を増やしています。
趣味を極めて“プロ”になれば、あなたが知っているその情報を公開すればいいのです。
経験がないと分からないその“情報”を求めている人にとっては、大変価値のあるもの。
結果的にそれが収益に繋がります。
読者も発信者もお互いwin-winの関係ですよね。
最近では、情報発信が活発になったことで、“個”が活躍できる時代になりました。
努力次第で、収入は増やせます。
もし、
「趣味を仕事にしたら、給料が低いんだよね…。それでも趣味を仕事にしたい!!!」
というなら、本業と同じ内容で、副業を始めるといいんじゃないでしょうか。
もちろん、そのビジョンがあるなら、副業OKの会社を選ばないとですけどね。
“好き”は“武器”になります。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【「趣味」を「仕事」にしない方がいい?新卒一年目の感想】
- 趣味を仕事にするのは全然悪くない。後悔ナシ。
- 好きこそ物の上手なれ。好きだからこそ、圧倒的なスピードで成長できる。
- 給料面で悩んだら、「将来どんな生活をしたいか?」から答えを導き出すといい。
- 私は趣味を仕事にして、“プロ”と呼ばれる立場になった。そこでブログを始め、副業収益を得られるようになった。
- 「好き」は「武器」になる
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました!
やっぱり、興味のないコトを仕事にした方が、かえって長続きするのかな…?」