
マネックスグループの株を買おうか迷っているのだけど、今後の展開はどうなるかな?
株価は上がっていきそう?売上は伸びていきそう?
長らく下落トレンドが続いていて、いつエントリーするべきか悩むなあ。
みんながどのように分析しているか、自分も参考にしたい。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 私がマネックスグループ(8698)株を買った理由
- 初心者がテクニカル分析をして、エントリーポイントを決めた話
- 今後の展開予想
- コインチェックの収益性と、成長性について
こんにちは、かけるです。
私はまだ株を始めて2カ月目の初心者ですが、「買った理由」をこれからブログに書き記して行こうと思います。
ブログへ書こうと思ったきっかけは、与沢翼さんの新著を読んだことです。
「アウトプットすることで、倫理的思考が鍛えられる」というのに共感しました。
自分の分析を、とにかく人に見せる癖を付けようと思いました。
というわけで、本記事では「わたしがマネックスグループ株を買った理由」について紹介します。
素人分析ですが、少しでも参考になれば幸いです。
<8698>マネックスグループ株を買った理由【コインチェック】
2021年10月11日、私はマネックスグループの株を663円で100株買いました。
なぜ、このタイミングで買ったのか?
理由は3つあります。
それぞれ解説しますね。
コインチェックが収益柱として育って行くだろうと考えたから
私は仮想通貨投資もしており、そもそも「仮想通貨」が好きです。
で、株取引を始めるにあたって、身近な仮想通貨関連企業から探していたのですが、そこで「マネックスグループ」が取引所の「コインチェック」を傘下に持つと知りました。
コインチェックはどのくらいの収益を生み出しているのだろう?
マネックスグループに対してどれほど貢献しているのだろう?
と気になり、バフェットコードにて調べてみることに。
すると、前期決算で全体の46.3%がクリプトアセット…つまりは仮想通貨事業の収益であり、コインチェックが生み出す利益でした。(詳しい内容は企業IRへ)
全体収益の約半分です。半端ない依存度です(笑)
コインチェックの収益源と言えば、“販売所”で取引する際の「スプレッド(手数料)」が主でしょう。
ということは、売買が活発になればなるほど収益があがる。コインチェックで口座開設する人が増えるほど、儲かる。
しかも、企業全体の3割が営業利益率でして、収益効率が良いと考えました。
コインチェックのユーザーは多く、将来性があります。
仮想通貨市場の広がりも大きくなるだけではありません。
コインチェックはNFT事業にも積極的に乗り出していますし、メタバース空間の所有権も持ってたりしますよね。THE SANDBOXでしたっけ。ブロックチェーンゲームです。
このように考えた時、素人の直感ではあるものの、「これ以上(当時600円を切って下落中でした)下がることは考えにくいのでは?下がったとしても、2020年水準の2-300円台まではいかないのでは?」と思いました。
下落するより、上昇する可能性が圧倒的に高いと思ったのです。買った大きな理由の一つです。
2021年春のビットコイン暴騰時の株価水準から考えると安かったから
マネックスグループの過去チャートを見てみると、2021年2-4月が高値圏であったことがわかります。そこから現在に至るまでずっと下落トレンド継続中。 でした。
なぜ2-4月が高かったのか?
単純にビットコインの暴騰→連想買いが起きたのだと思います。
でもビットコインの暴落に伴い、株価も下落しています。
仮想通貨の将来を見据えて買った(ガチホ)というより、トレンドに乗って短期売買をした人が多かったのではと思うのです。
ここで仮説が立ちます。
「ビットコインが上がれば、マネックス株も上がる?」
というのも、記事執筆時(2021年10月20日)はまさにビットコインが絶好調。
史上最高値を更新し続けており、まさに今1BTC = 730万円 を超えたところを推移している状態です。ビットコイン先物ETFの稼働もあり、盛り上がってます。
こんな状況なら、そろそろ下落トレンドが終わってもおかしくないのでは?
ビットコインの上昇と同じく上がるのでは?
その考えが、買いの理由の1つになりました。
下落トレンドラインを上抜けし、上昇トレンドへ転換したと考えたから
実際の“買い”ポイントはテクニカル分析によって決めました。待って待って、待ち続けて、狙ったタイミングでIN。
それがココ、663円です。
マネックス株は長らく下落トレンドが続いていました。
当然ロングポジションの私は、入るべきではないわけです。損をするから。
で、ずっとトレンド転換を待っていました。
今回の買いにいたったポイントを説明すると、以下の二点です。
- 下落トレンドライン(白線)を上抜けした
- 前回高値を更新している
- 中期と長期の移動平均線が上昇に転じようとしている
「これは、トレンドの転換が始まるか?」ということで、INしました。
結果、どうなったのか?
本日(10/20)の終値は780円でして、11700円儲かってます。
一週間ちょっとで約17%上昇しました。
チャートを見ても明らかに下落トレンドから転換し、上昇していますから、今回の買いポイントは自己評価で「優」って感じです。(笑)
上昇に伴って出来高も増えており、良い動きです。
ちょうど本日の日経新聞にも載っていました。
そうそう。もちろん、今回買ったのが「ダマシ」だった場合の想定もしており、もう一度長期の移動平均線を割るようなら手放すと考えていました。日足終値ベースでですね。
マネックス株の今後に懸念すること
「仮想通貨投資」をしている人はまだまだ圧倒的に数が少ないです。
ということは、逆に言えば伸びしろがあるということです。
マネックスグループの成長も見込めるとは考えています。
…ただ!
個人的に将来懸念するポイントがありまして、それは「仮想通貨投資が世間一般的になったら、コインチェックを使う人は減るのでは?」ということ。
だいぶ未来の話ですけどね。
どういうことかというと、自分がまさにそうなのです。
始めは「なんとなく、周りがコインチェックでやっていたから、自分もコインチェックを使った」のですが、今のメイン取引所はビットバンクです・
なぜかというと、コインチェックはアプリで板取引するには全くの不向きだから。
とはいえ〇ったくりスプレッドの“販売所”で買うわけもありません。
ガチホしているビットコインだけの取引所として、コインチェックを使っています。
あとはチャートが見やすいので、確認はコインチェックですね。
こんな感じで、仮想通貨投資になれた人は誰も「コインチェックの販売所で取引」をしなくなると思います。
皆、手数料が安くてかつ板取引しやすい取引所、板取引できる銘柄数の多い取引所に移ってしまいます。
だから、仮想通貨投資初心者がうじゃうじゃ湧いてくる現段階ではスプレッド収益が上がっていますが、のちに細ってくるのではと懸念していますね。
でもまだ投資初心者の私は、それがいつどのように株価に反映してくるのかはわかりません。
利食いポイント
今後上昇トレンドが継続したとして、どこで売るかも大切です。
今回は「長期移動平均線を上抜けしたタイミング」で購入しましたが、売りは「中期(25日)移動平均線」を下抜けするタイミングで考えています
それは、過去のチャートを見たときに、「マネックス株は熱しやすく冷めやすい」傾向にあるのではと感じているから。
仮想通貨関連株は、動きも仮想通貨さながらです。
だから、上昇時はガツンと上がり、長期はおろか中期移動平均線からも大きく乖離しながら上がっていくでしょう。
でも落ちる時もストンといきそうなので、ここは短期勝負で「中期移動平均を下抜け」としました。
どうなるかはわかりませんけど…。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【<8698>マネックスグループ株を買った理由】
- コインチェックが収益柱として育って行くだろうと考えたから
- 2021年春のビットコイン暴騰時の株価水準から考えると安かったから
- 下落トレンドラインを上抜けし、上昇トレンドへ転換したと考えたから
663円でINし、10月20日現在の終値は780円。11700円の含み益を出している状態です。明らかにトレンド転換しているので、今回の買いポイントはうまくいったと評価しています。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました!