ハイパーSBI2の個別銘柄画面の板に出てくる「*」ってどういう意味があるのだろう?
最良気配値(一番高い/安い気配)あたりに出てくることがよくあるんだよね。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 「*」の意味
- 複合板を使うメリット
- SOR、PTSとは?
私も同じく疑問に思い、SBI証券に問い合わせてみました!
その結果をお伝えします。
【ハイパーSBI2】個別銘柄の板(複合板)に出てくる「*」の意味
結論:PTSの気配値
↑こんな感じで、個別銘柄の板に「*」が出現することがあります。
しかし、同じ銘柄の“全板”を開いたところ、この記号は消えてしまいました。
この記号が何かというと、結論「PTSの気配値」です。
“複合板”にチェックを入れていると、「*」が表示されるようになります。
複合板とは?
複合板は、個別銘柄画面のココにあるチェックを入れることで利用することができます。
複合板にすると、「PTSの気配も併せて表示される」ようになります。
解除する場合はチェックを外せば、取引所のみの気配表示(=通常の)に変わります。
PTSの気配とは?
「PTS」とは、私設取引所のことです。
普段は東証などといった公設取引所にて取引されますが、そうではないってことです。
PTSについて使い方を知りたい方は、こちらの動画を参考にどうぞ!
複合板で何が分かる?
「複合板でPTSの気配も含めて分かる」というわけですが、何のメリットがあるんだって話ですよね。
結論、「一番有利な価格を見るには、複合板の方が便利」ということです。
取引所価格よりも有利な気配値が並んでいますから、「より安く買える状況」などを知ることができます。
例えばSOR注文にチェックを入れていれば、SOR判定によってPTSへ発注され、自動的により安い価格で買えます。
タイミングによってわずかにでも利益が増える(有利な取引ができる)わけなので、複合板を使えばそれが分かりやすいです。
鬱陶しい時は消せばOK。
【関連】現在値あたりにでてくる「*」について
「*」←に関連したことをお話しすると、実は現在値あたりにもこのマークが出現することがあります。
これは「ザラバ引け」した場合につくもので、引け値が不成立だった時にこのマークが現れます。
=要は、ザラバ(取引時間中)の最後に売買された価格が終値になった時。
ザラバ引けは出来高の少ない銘柄に起こりやすいです。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【ハイパーSBI2 個別銘柄の板(複合板)に出てくる「*」の意味】
- 結論、PTSの気配値
- 「複合板」にチェックを入れるとPTSの気配値も含めて表示される
- SOR注文を使っていれば、タイミングによってより有利な条件で取引できることが分かりやすい
というわけで、少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました!