こんにちは!
株で勝つことを夢見て日々を頑張っている、かけるです(笑)
なぜいきなりこんな自己紹介をしたかというと、今回は「株で損切りした時に振り返るべきこと」というテーマでお話しするからです。
この記事を見に来て下さったあなたもおそらく「株初心者」である体で話を進めていきますが、株で損切りを行った時、どう思いますか?どのような感情になりますか?
多分、多くの人が私と同じような感情を抱くと思います。
ただ、以前に松井証券さんの「学べるラブリー」の動画を見ていた際に、テスタさんが大事なことを学んだのです。
私はそれを聞いてから、必ずしも「損切り=負け」ではないのだと思うようになりました。
また、毎回損切りの際に、その内容を振り返るようになりました。
ガンガン取引をしていくなら、大事な心得となるような内容です。
本記事にてお話ししたいと思います。
【勝ちに繋げる!】株で損切りした時に振り返るべきこと
結論から言うと、株で損切りをした時に振り返るべきことは「シナリオ通りの取引だったかどうか?」です。
もちろん利益を出して“勝つ”ことは大切です。
しかしそれ以上に大事なのが、「負けた時でも、内容はどうだったのか?」を必ず振り返ること。
「良い負け」もあれば、「悪い勝ち」もあるのだと学びました。
学べるラブリーの「テスタの魔法株学校」シリーズを見た方は分かると思いますが…
※このシリーズを端的に説明すると、株初心者数名のトレードを、プロであるテスタさんが点数を付けて評価し、最後にランキングを付けるというものです。
テスタさんは人の取引に点数を付ける際に「勝ち(利益額)、負け(損失額)」を気にしていませんでした。
私は株で利益を上げることが出来たなら、それは全て「いい取引」だと思っていたために、すごく驚き印象に残っています。
だって普通はそう考えるじゃないですか?
「株でめっちゃ勝って、100万円儲けた!」と聞いたら、その事実だけみればすごく上手いトレードをしたんだなって感じますよね。
「負けた、損切りした」と聞いたら、下手なんだな~と思ってしまいます。
でもテスタさんの評価基準は全く違って、結果の損益額はほとんど気にしていなかったんですよね。
で、何を重視していたかというと「シナリオ通りの取引が出来たのか?」という点でした。
これが、今回のテーマ「株で損切りした時に振り返るべきこと」に繋がっていきます。
シナリオ通りの取引はできたのか?
「シナリオ通り」というのは、どういうことか。
例えばこれから株をスイング目的で買う場合だったら…
こんな風にシナリオを想定したとします。
結果、最終的には上値抵抗線だった部分を下抜けし、再びレンジ内に戻ってしまったところで損切りを行ったとしましょうか。
損切りした。つまり、どっちかと言ったら“負けた取引”になります。
ただテスタさんの場合、おそらくこの「損切り」に対してグッド評価をしてくれると私は思います。
なぜなら「シナリオ通りの行動」が出来ているから。
反対に…「結果的には利益が出たけれども、実はレンジ内に戻った段階でも売ることが出来ず、含み損の状態で持ち続けてしまった。その後上がったから助かった」という取引をしたとしましょう。
最終的には利益が出ているので、どっちかと言えば“勝った取引”です。
しかし、テスタさんならおそらくこの取引に対してダメ出しをすると私は思います。
理由は同じで「シナリオ通りの行動」が出来ていないから。
要するに、結果が利益や損失が出たかはあまり関係がなくて…
- 自分でシナリオを立て、それに沿って行動することが正しい取引
- シナリオ通りに行動しなかったら、それはあまり良くない取引
という評価をしていたんですね。
これがなぜかというと、「トータルで勝つこと」が大事だからだそう。
多くの利益を得ているいわゆる“プロトレーダー”でも、全部が全部勝てるわけではありません。勝率100%ではありません。
テスタさんのツイートを見ているとよくわかるのですが、毎日のように損切りを行っている日もあります。一般人の自分からすると、目が飛び出るほどのマイナス額報告をしている日もあります。
なぜ、仮に勝率が「5:5」だとしても、プロトレーダーが利益を上げることができるか?
基本的に「損小利大」だからです。
勝率が五分五分でも、一回の勝ち額が負け額に比べて多いので、トータルで見ると“利益(勝ち)”になるというわけです。
反対に、株初心者の私たちが、仮に勝率が五分五分でも損失額の方が多くなりがちなのは、「利小損大」になっていることが多くの原因でしょう。
プロ(テスタさん)にとって「損切り」は利益を得るために必要な経費であると捉えているのだそう。
損切り=悪だと思っていた私にとって、この考え方は非常に驚きました。
損切りを行うために大切なこと
さて、話を順に戻していくと、
- トータルで勝つために大事なのは、「損」を小さくし、「利」を大きくしていくこと。
- 損を小さくするためには、「損」を切るラインを事前に決めておく必要がある
- つまり、株を買う時点で必ずシナリオを立てておかなければならない
- 冷静に、想定したシナリオ通りの取引を行うことが最も大切
ということを、私はテスタさんから学びました。
このことをふまえ、「損切りを行った際に振り返るべきことは何か」という点。
結論はそう、「シナリオ通りの取引ができたかどうか?」です。
仮にそれが損切り…負けた取引だったとしても、シナリオ通りだったら正しいのです。
勝った取引、利益の出ただったとしても、シナリオが外れた末に偶然そうなったのなら、それは間違いなのです。
損切りをした時には、一度その取引内容を振り返ってみてください。
「果てしてこの損切りは正しい損切りなのか?それともシナリオを無視した、無意味な損切りだったのか?」
シナリオに従った正しい損切りなら、私は自分を褒めるようにしています(笑)
逆に、シナリオを無視して損切りをしてしまった際は強く反省し、次に生かします。
その行動が、のちの利益、“真の勝ち”に繋がると信じて…!
さいごに
この考え方は、私が取引をする際に強く意識をしていることです。
損切りをすること、負けを認めることは非常に悔しいですが、その“リスク”を考慮した上で利益を狙った結果です。
リスクのない取引なんてありませんからね。
もしシナリオに沿って行動した結果が…
例えば損切りばかりでいわゆる「損切り貧乏になる」といったふうになってしまったら、今度はエントリーする位置を変えてみたり、損切りになった理由を考えてみたりすれば、スキルの向上につながるかなと思います。
私もまだまだ初心者です。
一緒に頑張っていきましょう!上手くなりたい(´∀`)
というわけで、最後までご覧いただきありがとうございました!
【買いの根拠】
【売りの条件】
【買い→売りのシナリオを立てる】
「レンジの上値抵抗線をブレイクしたことが起点となり、株価は上昇に勢いをつけるだろう。ただし、“売りの条件”に引っかかったら、利食いや損切りを行う。」というシナリオ。