「株」を始めてみようと思っている(あるいは始めたばかり)のだけど、一体何から勉強したらいいの?
おすすめの本や教材などがあれば教えて欲しいなあ。
勉強せずに取引しても、ただただ負けて終わりそうだからね…。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 初心者向け!株の勉強にオススメの本(私が読んだ中から選びました)
- 本を読んでどんなことが分かったか?
- 株に必要な知識
- 株の勉強でオススメのYouTubeチャンネル
- Amazon Kindle Unlimitedが勉強にオススメな理由
YouTubeで株チャンネルを運営しております、かけるです。
私はこれまで、株の勉強をするために50冊以上の本を+沢山の動画を見てきました。そのためある程度の「株知識」が身につきました。
よく知人から「株って何から勉強したらいい?何の本を読んだらいい?」と聞かれます。
恐らく本記事に訪れた方も、「株の勉強はしたいけど、何から始めたらいいかわからない…」という方でしょう。
そんな株初心者の方に向けて、私が読んだ本の中でオススメする本やYouTubeチャンネルを紹介します。
初心者向け!株の勉強にオススメの本6選+YouTube動画
結論から言うと、私がオススメする株の教材は下記の通り。
これらを読んで学べば、最低限株式投資で必要な知識は身につくはずです。
右も左も分からない方は、是非参考にしてみて下さい。
もしかすると「本を買うのは高い…」と思うかもですが、株の基礎も知らないまま取引をして、多額の損を出すよりよっぽど安い買い物です。
“株”へ投資する前に“自己”への投資は必要不可欠ですよ。
それに、なにも本は新品で購入する必要はありません。
メルカリなどで中古品を買ってもいいですし、
Amazon kindle Unlimited(後述します)に加入すれば、月額980円=一冊分の価格で対象の本が読み放題です。
うまく活用していきましょう!
それでは順に紹介していきます。
株の勉強にオススメの本6選
投資ど素人が投資初心者になるための 株・投資信託・つみたて NISA・iDeCo・ふるさと納税 超入門
確か私が一番最初に読んだ投資本です。Kindle Unlimitedを使えば無料で読むことができます。
個別株のみならず、投資信託や積み立てNISA、iDeCoなど、投資全般が分かる本です。
難しい内容は書いておらず、基本中の基本を、本当に分かりやすく対話形式で理解できます。
私が最初に始めた株式投資は「積み立てNISA」です。
「銀行にお金を預けているだけではやばい」という事実に気づき、長期での運用をしてみようと思った時、積み立てNISAの勉強をするためにこの本を読みました。
本を読むまでは“投資”と聞くと…
- なんだかよくわからない、危ないもの
- すごく儲かる時もあれば、借金になるくらいの莫大な損を抱えることもあるイメージ
- お金持ちだけがやってるイメージ
という印象がありました。
ただ、この本を読んだことで、「自分が間違いだった」「ただの知識不足だった」「もっと金融知識を付けなければいけない」と気づかされましたね。
お金持ちが株式投資をやるのではなくて、「お金持ちになるため」に若いうちから株式投資をやるべきなのだと実感しました。
普段「本を読む習慣」がないあなたにこそ、オススメしたい1冊です。
文字ばかりで堅苦しい内容ですと、多分途中で飽きちゃいますよね(笑)
本をまるまる1冊読み切るのって、結構大変ですから。
でもこの本なら、まるで目の前にいる“先生”に対して、自分の疑問を投げかけているような感覚で、スラスラと楽しく理解しながら読むことができます。
「ああ、なんだか株って面白そうだな!」と、より興味が湧くこと間違いなしです。
興味が湧いてしまえば、あとは自分から進んで本を読むようになると思います。
いちばんカンタン! 株の超入門書
この本は「積み立てNISAだけではなく、個別株も始めてみようかな」と、興味を持っている方にオススメの本です。
イラストが多めで、基礎部分を分かりやすく体系的に説明しています。
などといった、株を始める上で知らなきゃいけないことがキレイにまとまった1冊です。
株はとにかく奥深いので、同じジャンルの本を何冊も読むべきだと思っています。
例えば「株の始め方」というような本は沢山ありますが、異なる本を何冊も読むとことで、本当に大事な部分が何か分かるようになるからです。毎回出てくる内容だからですね。
1度見たからと言って、全部覚えることは不可能です。似た内容の本を読み、同じ情報に何度も触れることで、だんだんと脳に定着していきます。
で、何が言いたいかというと「“株の始め方”系の本をまず1冊買うならば、この本がオススメ!」ということです(笑)
まずはこの本を買ってみる。まだまだ勉強が足りないと思えば、他の本も買ってみるといいですよ。
なお、この本は「改定〇版」という形で、情報がアップデートされています。
古いバージョンならブックオフなどで安く買えますが、情報が現行のルールと違ったりするので、買うなら最新版がオススメです。
世界一やさしい 株の教科書 1年生
私が何度も友人にオススメしている本です。
この本は…
といった感じで、最初の1歩を踏み出したあと、「いよいよ個別株に本腰を入れていくぞ!実際に取引始めてやるぞ!」という方にオススメですね。
内容としてはこんな感じ。
- 現物取引と信用取引の違いは何か?
- 指値注文と成行注文とは何か?
- 株に出てくる用語の解説
- チャートの見方、ローソク足の見方、出来高の読み方
- 株式投資のルール
- テクニカル分析とファンダメンタルズ分析
↑の用語が分からない方向けに野球で例えるとすると…
これまでに紹介してきた本が「バットの握り方」だったり、「どうすれば得点になるのか?」といった、すごく基本的なことだけを分かりやすく書いたものでした。
それに対して、この本はより具体的な内容になります。
- バットを振る時の上半身、下半身の使い方
- 野球でホームランを打つために必要なスキル
- どうすれば相手のボールの動きを読めるか?
- 観戦者ではなく、選手として知っておかなければいけない野球の細かいルール
…例えですが、こんなレベル感の内容です。
「株式投資とは何か?」をザックリ理解した人が、実際にトレードをしていく上でステップアップに必要な情報が載っています。
証券口座を開いたところで、勉強していないとさっぱり株の始め方が分かりませんよね(笑)
そんな状態を打破するための本がコレです。
世界一やさしい 株の信用取引の教科書 1年生
一つ前の本と同じシリーズ、同じ著者です。
この本は「信用取引」に焦点を当てた本となっています。
株式投資には「現物取引」と「信用取引」があります。
現物は自己資金内での取引、信用取引は証券会社からお金を借りることで、レバレッジをかけた取引ができます。
本当に初心者の方ですと…
「信用取引はなんだか危なそうだから、現物取引だけでやろうと思ってる…!」
という方も少なくないですが、信用取引を正しく理解せず、リスクの側面だけを見て判断してしまっている場合も少なくありません。
「信用取引=悪」ではないです。
実際、上手な投資家を見ると分かると思いますが、基本的に信用取引を使っている人が大半です。
信用取引は上手に使っていくことで、メリットを活かすことができます。
この本を読むことで、下記のような内容が分かります。
- 信用取引ってなんだ?
- 一般信用と制度信用の違い
- 信用取引のメリットとデメリット
- 信用取引を使う上での注意点
- 空売りとは?使い方は?
知りもせずに「信用取引は危ない、使わない」と決めつけるのはもったいないです。
現物取引、信用取引。どちらも正しく理解した上で選択肢を持つことが大事。
ちなみにですが、デイトレードをするなら信用取引が(ほぼ)必須になってきます。
現物だと「差金決済取引」という規制があるからです。
株を買うなら最低限知っておきたい 株価チャートの教科書
チャートを勉強するにはこの本がオススメです。
実際に株を買う時には、自分なりに何かしらの“根拠・理由”を持ってトレードします。
「勘」でトレードしていては、仮に勝ったとしても再現性が無く、自分のスキル上達に繋がらないからです。自分の勝ちパターンを見つけることが大切。
で、取引の根拠を作る分析方法は主に2つあります。
このうち、チャートから読み解く「テクニカル分析」の勉強に役立つのがこの本です。
チャートの形状によって「どうなりやすいか?」という王道のパターンがありまして、ポイントやシグナルの勉強ができます。
チャートパターンを知ることで、「買いの根拠」を自分で見つけ出すことができます。
そうして買った株が反対の方向へ動いてしまった時、「根拠が崩れた」という理由から損切りもしやすくなります。
「全てのチャートが教科書通りに動くか?」というと全くそうではありませんが、この本を読むことで…
などが分かるようになりますよ。取引に大いに役立つことでしょう。
スピードマスター 株で儲ける! 損切りの一番やさしい教科書
株では、シナリオ通りにいかなかったときに「損切り」することが大切だと言われます。
損を小さくし、利益を伸ばすことで、トータルでは大きなプラスになります。
しかし「損切り」という行為は心理的に難しく、なかなか出来ない投資家も多いです。
そこで読んで欲しいのがこの一冊。
この本を読むことで、下記のような内容が分かります。
例にもれず、私も損切りが大の苦手でした。
「上がる!」と思って買った株が意に反して下がった時、人は考えることをやめるんです(笑)
絶対やってはいけない、いわゆる「お祈りトレード」をするようになります。
でもね、お祈りトレードをしたところで、上がらないものは上がりません。むしろ株価はドンドン下がっていくことも珍しくありません。誰しも経験あると思います。
もちろん私も「損切り」をしなかった/できなかったことで、大きな損に拡大して悔しい思いをした経験があります。
そんな後悔を無くし、利益を大きく伸ばすことができる“上手な投資家”になるための一歩として、この本をオススメします。
株の勉強にオススメのYouTubeチャンネル紹介
沢山の友人に紹介してきましたが、「松井証券」さんのYouTubeチャンネルが非常にオススメです。
きっと、見たことがある方も多いでしょう。
松井証券さんのYouTubeチャンネルには、再生リスト「学べるラブリー」や「テスタの魔法学校」シリーズがあります。
全部で50本以上の動画があるのですが、冗談抜きで…全部の動画が「面白い」かつ「ちゃんと勉強になる」ので、絶対に見てください(笑)
無料でこのクオリティ、この情報量が手に入るのは本当にありがたいことです。
「50本以上の動画」と聞くと多く感じるかもですが、楽しいのですぐ見終わります(笑)
例えば私の場合、一人暮らしをしていましたので、朝昼晩のご飯を食べつつ動画を再生していました。
1日3本動画を見たとして、2週間ちょっとあれば見終わります。
(実際は続きが知りたくて、1日3本以上見ちゃうと思いますけど 笑)
【こんな方にオススメ!】
- 本を読む習慣がない
- 開いた時間に勉強したい
- 無料で楽しく株を学びたい
という方は、まずは見やすいYouTube動画から勉強を始めてみるのがオススメです。
お得に本を読もう!株の勉強×Amazon Kindle Unlimited
私もまだまだ株が下手です。
もっともっと上手くなりたいので、勉強を欠かさず行っています。
普段本を読むのに使っている「Kindle Unlimited」が非常にお得なので、最後に紹介させてください!
株の勉強と非常に相性がよくてオススメです。
初回30日間無料ですので、試しに使ってみてはどうでしょうか。
Amazonのサービス「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」ってご存知でしょうか?
簡単に言えば…
というサービスです。
“月額980円”という価格がコスパ最強でして、要するに「月に1冊以上読めば元が取れてしまう」ワケです。
もちろん、全部の本が対応しているわけではないのですが、投資系・ビジネス系の本も沢山のラインナップがあります。
本屋さんで「買おう!」と思った本が、KindleUnlimited対象だったらラッキーですね。
代わりに加入すればその本を読めるだけでなく、他に無数にある本が読み放題なので!
私は、勉強したいジャンルの本を適当に10冊ほどダウンロードします。
で、一冊ずつ気になったものから読んでいくって感じのやり方です。
ちなみに私は「毎日のお風呂」が読書の場です。
使っているKindleペーパーホワイトは防水なので、気にせず読めます。
今後、「お得に株の勉強をしていきたいな」と考えているなら、Kindle Unlimitedの活用をオススメしています。
あ、そうそう。
「車での通勤時間に勉強したい!」と考えている方は、
Amazonオーディブルを使うとイイですよ!
本のナレーション=要するに「聞く読書」ができるので、ながら時間の学習に最適です。
こちらも初回無料ですので、試しに使ってみるといいでしょう。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【おすすめの本6選】
- 投資ど素人が投資初心者になるための 株・投資信託・つみたて NISA・iDeCo・ふるさと納税 超入門
- いちばんカンタン! 株の超入門書
- 世界一やさしい 株の教科書 1年生
- 世界一やさしい 株の信用取引の教科書 1年生
- 株を買うなら最低限知っておきたい 株価チャートの教科書
- スピードマスター 株で儲ける! 損切りの一番やさしい教科書
【おすすめのYouTubeチャンネル】
というわけで、これから株を勉強していく方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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