こんにちは、かけるです。
先日、YouTubeの視聴者さんからこのような質問がありました。
ちょっと書き出してみます。
SBI証券の「ハイパーSBI2」を使っているのですが、個別銘柄や全板の気配値(板)に緑と赤の点線が表示されています。
これはどのような意味があるのでしょうか?
…という内容ですね!
本記事では、こちらの点線の意味について解説します。
【SBI証券】板(気配値)に出てくる「赤と緑の点線」の意味は?
まず、「赤と緑の点線」が何を指すのか確認しましょうか。
こちらがハイパーSBI2の全板↓
こちらがハイパーSBI2の個別銘柄画面↓
↓一応、スマホ株アプリのフル板画面も。
とまあこんな感じで、気配値(板)に赤と青の点線があるのが分かると思います。
結論、コレが何かというと…
を表しています。
もう一度画像を見てみましょう。
右上に「高値@5520」「安値@5490」となっております。
点線を見ていただくと、その位置に二本の線がありますよね。
線があるおかげで、板を見ながら取引をする際でも「今がどのあたりの位置か?」をザックリ把握することができます。
特にデイトレードの時なんかは、意識することが多いですかね。
補足として、板の左側(歩み値との隙間)には「1本のローソク足」が表示されているのをご存じですか?
これは「その日の日足」を表しています。
高値安値ラインと合わせてみることで、より“今の位置”を把握しやすいです。
また、板に出てくる記号「V」はVWAPを表しています。
VWAPとは売買高加重平均価格のことで、当日の取引所で成立した価格を価格ごとの売買高(出来高)で加重平均したものをいいます。
要するに「だいたいどのくらいの価格で買った人が多いか?」が分かるわけです。
先ほどの情報と組み合わせてVWAPも一緒に見てあげると、「どっちに動きやすいか?」のシナリオを立てやすいかなと思います。
高値ラインと安値ラインの活用
高値/安値ラインの表示があることで、売買ポイントを見つけやすいです。
例えばデイトレで「高値ブレイク」を狙って買いを入れる時なんかは、「赤線」を目印にするといいでしょう。
新高値を取ってくるようなタイミングで入り、VWAPとの乖離や移動平均線などを見つつ、上昇が一服したところで利確。
逆に、高値を更新できずに跳ね返された時も、損切りを行いやすいですよね。シナリオが明確ですから。
安値ラインの活用も同様です。反発無く新安値を更新してしまうようなら、弱いと思い損切り。あるいは空売りを入れたりするのも面白いですね。
私の場合、これまたVWAPとともに意識することが多いです。
新安値/新高値を取るタイミングというのは、その日買った人は「みんな勝ってる/負けてる」状況を表します。
短期的な株価の上下は投資家の心理によって動きますから、「強気」「弱気」の判断に高値安値ラインを参考にするといいです。
というわけで以上です!
短い内容になりますが、参考になればと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!