
こんにちは、かけるです。
YouTubeチャンネルを運営してます。
以前私はこのような動画を出しました。
この動画に対して、同じ内容の質問を受けることがよくあります。
このような質問です。

【質問】
(寄付き直後など)板の動きが速い時に、Mマークを上手くドラッグ&ドロップできません。
何かいい方法はありますでしょうか?
この質問に対して参考情報をお伝えしていきます。
【ハイパーSBI2】動きの速いフル板で注文をドラッグしにくい時の設定
結論から言うと、全板の設定を…
上記のように設定すれば、“M”マークあるいは発注済みの注文(例“100”)をドラッグ&ドロップしやすくなると思います。
「気」…気配が存在しない価格も含めて表示
「気」を押すと、気配が存在しない価格も含めてフル板に表示されるようになります。
どういうことかというと…
例えば↓は、気配が存在しない価格は「表示しない」設定です。
ずらっと注文が並び、板が詰まっているように見えますが、よく見てみましょう。
例えば、2250→2247→2245→2243→2240…というように、飛び飛びなんですよね。
この銘柄の呼び値は「1円」ですから、本来は1円単位ごとに注文を入れることができます。
ただ、それほど同じ気配値に注文が集まっていないので詰まっておらず、まばらな状態です。
そこで「気」にチェックを入れてみましょう。。
このように、注文がない気配値も全て表示されるようになります。
つまり、1、2、3、4…とずっと連番で表示されるわけです。

このようにすることで、気配値の行が出たり消えたりしなくなりますので、板全体のズレがなくなります。
Mマークや注文がドラッグ&ドロップしやすくなります。
そもそも、板の動きが速い時にドラッグ&ドロップしにくいのは、この“行(気配値)”が出たり消えたりするからなんですよね。
元々の設定では「気配値のある価格のみ表示」になっています。(確か)
例えば、出ている最良気配(中心)の売り板がパッと買われた時には、その行がいったん消え、そして消えた分他の気配値が間を詰めて全体的にズレるわけです。
でもその消えた気配値にスグ再び売り板が出現すれば、また全体がズレる。
これが高速で起こるため、例えばMマークをドラッグしたいと思っても、“M”の位置がずれて定まらず、「掴みにくい」となります。

この煩わしさをなくすために「存在しない価格も含めて気配値を表示」させるのです。
そうすれば、元々全ての気配値が表示されます。
気配値の行が新しく出現することもなければ、消えることもありません。
これで、先ほどのような「Mマーク(や注文)がズレてつかみにくい」という悩みを解決できますよ。
板中心を固定しない

もう一点が「板中心を固定」のチェックを外す=固定しないようにすることです。
これも同様の理由からです。
「固定」している場合ですと、常に最良気配が中心に来るようになります。
つまり、中心はそのままで、他の気配値全体の行がズレることで調整されています。
実際の様子をYouTube動画の方に載せていますので、よければご覧いただければと思います。
「注文を全て取り消し」「注文を全て成行に変更」も活用しよう

Mマークのドラッグ&ドロップは非常に便利ですが、なにも全ての注文をMマークで行う必要はありません。
使うと便利なシーンだけ活用してあげればOK!
「ドラッグ&ドロップがやりにくい」という方に、他に便利な方法を紹介します。
以前こちらの記事 【ハイパーSBI2】デイトレで素早く損切りの成行注文を行う方法 でも紹介しました。
例えば、Mマークを使って返済売り指値を置いたとして、それを成行に変更したり、取り消ししたりする場合は上にある「買注(売注)▼」からツークリックでできます。
複数注文がある場合にも非常に便利です。
また、事前に設定をしておくことで、クリックのみでデイトレできるようになります。(数値の入力をしなくてOK)
詳しくは記事から確認してみてください。
>>【ハイパーSBI2】デイトレで素早く損切りの成行注文を行う方法
まとめ
最後に本記事の要点をまとめます。
【ハイパーSBI2で動きの速いフル板で注文をドラッグしにくい時の設定】
- 気配が存在しない価格も含めて表示
- 板中心を固定しない
また、Mマークにとらわれず、いろんな方法で取引をすることが重要です。
その場その場に応じて最適な方法を使いましょう。
この内容が少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!

YouTubeではこちらの内容について、実際の取引画面をお見せしながら解説しています。
動画を覧いただいた方が分かりやすいと思いますので、よければどうぞ!