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【SBI証券】株主優待が無料?つなぎ売り(クロス取引)のやり方解説

お金
悩んでいる人
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ほぼ無料で株主優待を獲得できる「つなぎ売り(クロス取引)」っていうのがあると知ったんだけど、どうやったらできるのだろう?

 

ちなみに使っている証券会社は“SBI証券”だよ。

そして普段はスマホの株アプリを使ってる。

 

  • つなぎ売りとは何なのか?
  • どうやってやるのか?

株初心者の私にも分かるように教えて貰えると嬉しいなあ。

こんな方にオススメの記事です。

 

【この記事で分かること】

  • SBI証券でつなぎ売り(クロス取引)をやる方法
  • 信用口座の開設について
  • つなぎ売りで優待獲得に掛かるコスト
  • 制度信用ではなくて「一般信用」を使う理由
  • 権利付き最終日、権利落ち日とは?
  • つなぎ売りの注意点

 

株主優待大好き!SBI証券で実際につなぎ売りをしている私が解説します。

よければこの記事を参考にして、ほぼ無料で優待をゲットしてみてください。

 

この記事を書いた人
かける

こんにちは、かけるです!
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【SBI証券】株主優待が無料?つなぎ売り(クロス取引)のやり方解説

ほぼ無料で株主優待!SBI証券スマホ株アプリでつなぎ売りのやり方解説

 

結論から言いますと、全体の大まかな流れはこのようになります。

【事前の準備】

  1. SBI証券の口座開設&入金(大前提)
  2. 追加で“信用取引口座”の開設

【つなぎ売り注文のやり方】

  1. 権利付き最終日までに「寄成」で「現物買い」と「信用(一般)売り」を注文する
  2. 権利付き最終日の15時(大引け)まで株を保有し、優待の権利を獲得
  3. 権利落ち日以降に、「現渡」にて取引を終了
    →数か月後に株主優待が送られてくる!

 

もしかすると知らない用語が出ていたり、「手順が多くて、複雑で難しそう…」なんて思うかもしれませんが、全然心配しないでください。

やってみると簡単です。

 

順に詳しく解説していきますから、じっくり読んでいってください。

そして次の権利付き最終日までには、実際にやってみましょう!楽しいですよ。

そもそも「つなぎ売り(クロス取引)」とは?

つなぎ売りとは…

「つなぎ売り」とは同一銘柄を現物株式で保有し、信用取引で売り建てることを言います。 これにより、現物株式を保有することによる株主権利を取得する一方で、信用取引の売建により価格下落リスクを軽減することが出来ます。 売建後に株価が値下がりすれば、そのあとで買い戻すことによって、差額分の利益を得ることができ、現物の値下がりによる評価損をカバーできます。 一方、売建後に株価が値上がりしてしまった場合には、保有している現物株を引き渡す(現渡)ことによって損失の発生を防ぐことができます。

引用:SBI証券

 

要するに…

  • ほぼ無料で株主優待が貰えるテクニックのこと
  • 現物の「買い」と信用の「売り」を同時に両方保有する
  • 株価の変動があった場合でも、お互いの利益・損失が相殺されるため、リスクを抑えて優待だけ貰えるというワケ

ということです。

 

概要の理解については、私は松井証券さんのYoutubeから学びました。

分かりやすくてオススメです。

つなぎ売りに必要な事前準備

株のイメージ

SBI証券の口座開設&入金(大前提)

おそらくこの記事をご覧いただいている方は、既にSBI証券の口座はお持ちでしょう。

もし入金をされていない場合は、買いたい銘柄の約定代金以上に、余裕をもって資金を入れておきましょう。

 

なお、つなぎ売りでは“信用取引”を使いますから、最低でも30万円以上は必要です。

買いたい銘柄にもよりますが、100万円程度入れていれば安心ですね。

追加で“信用取引口座”の開設

SBI証券の口座をお持ちの方でも、「信用取引口座」を追加で開設する必要があります。

 

既に信用取引をやっている方は大丈夫ですが、

  • 信用取引口座って何?
  • そんなの作ったっけ?

という方は、まず追加口座開設から行いましょう。

 

 

ただ…信用口座を開設した後にいきなりつなぎ売りをするのはちょっと難しいかもです。

まずは現物株取引や、信用取引(買いも空売りも)に慣れてみることをオススメします。

 

自分の意図する注文が間違いなく行えるようになったら、実際につなぎ売りへ挑戦してみるといいでしょう。

つなぎ売り注文のやり方

つなぎ売りのやり方。流れは以下の通り。

  1. 権利付き最終日までに「寄成」で「現物買い」と「信用(一般)売り」を注文する
  2. 権利付き最終日の15時(大引け)まで株を保有し、優待の権利を獲得
  3. 権利落ち日以降に、「現渡」にて取引を終了
    →数か月後に株主優待が送られてくる

 

なお、つなぎ売りをする銘柄は“貸借銘柄”である必要があります。

信用の「売建玉(空売り)」を持つため、買いも売りも両方できる銘柄でないといけないからです。

 

あとで実際にSBI証券の株アプリでやってみた動画を出しています。

まずはこちらをお読みの上、動画を見るとより理解できるでしょう。

権利付き最終日までに「寄成」で「現物買い」と「信用(一般)売り」を注文する

つなぎ売りをするためには

  • 権利付き最終日の寄り付き前までに
  • 寄成で
  • 現物買いと
  • 信用売り(一般)

の注文をしておく必要があります。

 

はい。

株用語ばかりで頭が爆発したと思うので、一つずつ確認していきましょう。

「権利付き最終日」とは?

権利付最終日とは、株主がその銘柄を保有することで株主権利を得ることができる最終売買日(権利付最終日)を指します。

分かりやすく言えば「その日に株を保有していた人に株主優待が貰える」ってわけです。

 

株主優待をもらうためには、実はずーーーーーと株を保有している必要ってないんです。

その日、その時点だけ株を持っていれば株主として認められ、ちゃんと優待が貰えます。

 

 

「権利付き最終日がいつなのか?」は、企業(銘柄)によって異なります。

権利付き最終日 権利落ち日 日程

株を買う前に株アプリや企業IRページを見て必ず確認しましょう。

たいてい月末ですが、中には違う日の銘柄もあります。

「寄成」とは?

“寄成”とは、り付きに行注文が執行されることを条件とした注文方法のことです。

前場の寄り付きが9時、後場の寄り付きが12時30分となります。

 

既に株の売買をしたことがある方ならわかると思いますが、注文を作る時には色々な設定をしますよね。

  • 株数
  • 指値 or  成行
  • 逆指値
  • 執行条件
  • 期間 など

 

普段の取引では株数と指値or成行くらいしか気にしない方も多いでしょう。

実は「寄成」の設定はその注文画面で行うことができまして、「執行条件」の欄にあります。

 

例えば朝8時40分に寄成で注文を出しておくと、(基本的に)9時になった時点で成行注文が約定し、自分の保有株となります。

なぜ「寄り付き前」に注文を出すのか?

つなぎ売りをする時、注文を出すタイミングは「寄り付き前」です。

ここが非常に大事なポイント。

 

理由は、ザラバ(取引時間中)や引けでの注文だと、直前値から株価が変動する可能性があり、不公正取引に該当する場合があるからです。

 

まあ、「朝起きてすぐ寄成で注文」と覚えておけばいいです(笑)

 

【注文のタイミング】寄り付き前に“寄成”で注文

 

なお、つなぎ売りでは「現物買い」と「信用売り」の二つの注文を寄成で出しておく必要があります。

なぜ「信用(一般)」を使うのか?

つなぎ売りでは「信用(一般)」を使うことをオススメします。

理由は「逆日歩が発生しないから」です。

 

制度信用を使って空売りを行うと、場合によっては逆日歩が発生し、貰える優待以上のコストが発生するリスクがあるので注意しましょう。

詳しくは、こちらのページから確認ください。

>>SBI証券 一般信用取引短期(15営業日)売りのメリット

権利付き最終日の15時(大引け)まで株を保有し、優待の権利を獲得

権利付き最終日に行う流れを再確認します。

 

権利付き最終日の寄り前に「寄成」で現物買いと信用売りの注文を出す

15時以降(権利付き最終日の大引け)も保有する

優待の権利が獲得できる

 

権利付き最終日では、これ以上何もする必要はありません。

株はずっと持ち続けたままでOKです。

この日に「現渡」を行ってしまうと優待が貰えませんから注意してください。

権利落ち日以降に、「現渡」にて取引を終了

「もう権利は貰ったから、売ってもいいよ!」という日のことを“権利落ち日”と言います。

権利付き最終日(株を買った日)の翌営業日になります。

 

現在、

  • 現物での買い
  • 信用(一般)での売り

の2つを保有している状況ですが、これらを「現渡し」という方法で決済させます。

 

現渡しが終わればつなぎ売りの一連の流れは終了です。

現渡しとは?

「現渡」とは売建玉に対する貸付株券等を引渡すことにより受渡代金を受取ることです。
引用:SBI証券

 

分かりやすく言うと…

  • 一般信用で証券会社から株を借りている状態(信用売り)
    借りてすぐ売ってしまったので、もう手元にはありません。でもまたいつか同じ株を返さなくてはなりません。
  • 手元にはその現物株を保有している状態(現物買い)

→証券会社に対して「あ。この前借りた株、返すね」ってのが、現渡しってことです。

 

証券会社からすれば貸した株が返ってこればいいわけなので、私たちが市場で現物株を買っておいて、それを差し上げて返却するってわけです。

 

現渡は取引画面から行うことができます。

【Youtube動画】実際にスマホ株アプリでやってみた

動画を準備中です。しばらくお待ちください。

 

つなぎ売りで優待獲得に掛かる費用・手数料

つなぎ売りをする上で掛かる費用・手数料は以下の通り。

  • 現物買い手数料
  • 信用新規売建手数料
  • 貸株料
  • 現渡手数料(SBI証券の場合無料)

 

「具体的にいくらだよ!」って感じですが、SBI証券が公式サイトで例を出してくれています。

SBI証券 つなぎ売りのコスト解説

(約定代金)40万円の取引をする場合、「全部のコストを合わせて558円掛かるよ!」と書かれていますね。

 

…でもよく見てください。

「※スタンダードプランを元に金額を記載」と書かれているじゃありませんか。

 

【朗報】これ、手数料はもっと安くなります。(笑)

 

 

というのも、SBI証券には2つのプランがあります。

  1. スタンダードプラン
  2. アクティブプラン

普段の取引額が少額の場合、多くの人にオススメしているのが「アクティブプラン」です。私もアクティブプランを使っています。

 

 

 

アクティブプランを選択した場合につなぎ売りのコストはどうなるかというと…

アクティブプランの場合のつなぎ売りの信用コスト

約定代金100万円以下の銘柄であれば、なんとかかるコストは空売りで発生する「貸株料のみ」なんです。

表を訂正していくと、例えば同じく40万円の取引だった場合は「85円」で優待をゲットできます。

 

めちゃくちゃお得じゃないですか(笑)

 

これを知ったら毎月の月末が楽しみになりません?

優待のためにつなぎ売りせずにはいられないでしょう!

 

世の中には「知っている人だけが得する情報」って色々ありますが、つなぎ売りもその一つだと思っています。

つなぎ売りでよくやるミス・注意点

つなぎ売りをする上でよくやるミスや注意点をまとめました。

  • 貸借銘柄ではない銘柄でやろうとしてしまう
  • 制度信用で売り建てしてしまう
  • 権利付き最終日に現渡してしまう
  • 寄付き前、寄成注文のやり方がよく分かってない

 

いずれも本文中にて触れた内容ですので、サラッと確認程度にしておきます。

まとめ

最後に、本記事の要点をまとめます。

-SBI証券|株主優待が無料?つなぎ売り(クロス取引)のやり方解説 –

【事前の準備】

  1. SBI証券の口座開設&入金(大前提)
  2. 追加で“信用取引口座”の開設

【つなぎ売り注文のやり方】

  1. 権利付き最終日までに「寄成」で「現物買い」と「信用(一般)売り」を注文する
  2. 権利付き最終日の15時(大引け)まで株を保有し、優待の権利を獲得
  3. 権利落ち日以降に、「現渡」にて取引を終了

 

というわけで、以上です。

私も株を始めたばかりの時は「つなぎ売り」をやろうと思っても、難しくて諦めていました。仕組みも用語も理解できずに挑戦できずにいました。

 

だからこそ、今回は分かりやすく初心者向けに解説してみました!

 

少しでも参考になればと思います

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

Youtubeにて株に関する情報を分かりやすくお伝えしているので、

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