仮想通貨投資をしているのだけど、利益の計算をするのにオススメのツールってないかなあ?
取引件数が少なくないから、もはや自分で集計できないんだよね…。
日々のトレードを損益計算をしたいのと、年間収支を出して“確定申告”にも備えたい。
調べてたら「クリプタクト」ってのが有名みたいだけど、実際どうなの?
料金、使いやすさ、対応通貨、対応取引所はどれだけあるかとか、気になるなあ。
クリプタクトについてザっと理解して、登録するかの参考にしたい!
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- クリプタクトを使うと何ができるのか?分かるのか?
- 対応する通貨一覧、取引所一覧
- 無料でどこまで使えるのか?
- 有料プランについて紹介
- 他サービスとの比較(私が“GTAX”を選ばなかった理由)
- クリプタクトへの登録→使い方
こんにちは、かけるです。
今回は、仮想通貨の利益計算ツール「クリプタクト」を詳しく紹介していきたいと思います。
なぜ私が、企業案件でもないのに、クリプタクトを紹介するのか?
それは、実際にイチユーザーとして使ってみて、非常に使いやすかったからです。
おそらく、本記事に訪れたあなたは、仮想通貨取引を日常的にしている方だと思います。
もしかすると、中には「複数の取引所を使っている」という方もいるでしょう。
私も同じです。
月に10回は取引をするし、ビットバンクとコインチェックの2取引所を使っています。
そんな私が使ってみて、気に入ったのです。なのであなたも気に入るはず。
クリプタクトを使えば、日々のトレードの集計はもちろん、稼いだ利益に対する確定申告への対応もできますよ。
使い始めた今、「仮想通貨やるならクリプタクトへの登録は必須であり、必要経費だな」とすら思っています。
どのツールを使おうか迷っているあなたに、全力でクリプタクトを紹介していきますので、よければじっくりご覧ください。
【概要確認】そもそもクリプタクトとは?
クリプタクトとは、一言でいうと「仮想通貨取引の利益を計算し、グラフにまとめ、一括管理できるツール」です。
日々のイチトレードでいくら儲かったのか?から、確定申告まで対応できます。
取引数が多くなり、もはや管理できなくなっている状態の方にオススメ。
クリプタクトの特徴を箇条書きでまとめます。
こうやって書くとイメージしづらいかもですが、要は「欲しい情報がすべて手に入る」って言えばいいですかね。
- 「そもそも、これまでに突っ込んだ元本っていくらだっけ?」
- 「この銘柄の平均取得価格は何円だ?」
- 「この取引では、いったい何円儲かった?」
- 「元本に対しての含み損益や、売買済みの実現損益はどれだけだろう?」
取引所に対して「これらが分かる機能があったらいいのにな」と思ったことはありませんか。
それが全部ある感じです。雑な紹介ですけど、本当にそうなんです…(笑)
対応する取引所、通貨はどのくらいある?
先ほども述べましたが、
というわけでして、よっぽどマイナーなものを扱っていない限り、ほとんど対応しています。
詳しくは、こちらの記事で解説中。
なお、「国内取引所」は無料で使えますが、「海外取引所」のデータを集計するには有料プランへの加入が必要です。有名どころでいうと、バイナンスやバイビットなどもそう。
のちほどプランの紹介時に詳しく触れますね。
クリプタクトで分かること
「クリプタクトを使ったら何が分かるわけ?」
一番気になるところでしょう。百聞は一見に如かず。画像付きで紹介します。
普段の取引において確認するのは主に2つですかね。
以前こちらの記事でもまとめました。
>>>【無料】仮想通貨の利益計算ツール「クリプタクト」を使ってみた
あらためて、紹介していきます。
どのくらいの含み損益が出ている?平均取得価格は?
クリプタクトから「ポートフォリオ」を開くと、いくつがかグラフが表示されます。
トップに出てくるのが、以下の4つ。
主に見るのは時価評価額と簿価でしょう。
「簿価」…つまり、元本ですので、これまで何にいくら投資したかが確認できます。
「時価評価額」…つまり、“元本”に評価損益を加えた額になります。
時価評価額から簿価を引いた時、プラスなら含み益が発生している状態。
マイナスなら、含み損が出ていることになります。
例えば私の場合、
[時価評価額915,385円 – 簿価711,607円=203,778円] の含み益が発生している状態だと確認できます。
ちなみに画面を下にスクロールすると、「時価内訳」も見れますよ。
ポートフォリオ内の「通貨一覧」タブを開くともっと詳しく見ることもできます。
一枚当たりの簿価(平均取得価格)を確認できるのが、ありがたい。
平均していくらで買ったか計算できるので、銘柄の損益分岐点が分かります。
これらのデータを見て、保有する各銘柄が「元本に対してどれだけの含み損益を出しているか」などを確認。
プラスが出ている時は嬉しいですね。
時価変動額のチェック
選択した期間において、銘柄のパフォーマンスもチェックできます。
記事執筆時はちょうど下落トレンドですね、、、真っ赤だ。。
取引所別取引高、支払手数料
取引所別に「取引高」と「支払手数料」の確認をすることもできます。
普段はあまり重要ではないかなと思いますが、確定申告時には大事なデータです。
私はビットバンクにて、デイトレの損切り時に成行注文を使いますから、手数料がちょこちょこ抜かれていることが分かりますね。。
逆に指値注文だとマイナス手数料(お金がもらえる)ので、急な判断を必要としない時は、なるべく指値を使うようにしています。
通算実現損益(確定損益)の確認
左のタブ「ホーム」から、時価評価額と共に「通算実現損益」を確認できます。
「確定した損益」ですね。
確定申告で重要になるのもこの金額でして、20万円以上の利益が上がったら、確定申告が必要になります。
取引履歴一覧を確認
画面左のタブから「取引履歴一覧」をクリック。
すると、取引した履歴が細かく表示されます。
これだけの情報が、一目でわかります。
複数の取引所を使っていても、一括して見れるのが何より便利。
短期トレードをする方は、一回一回の売買で「具体的にいくら儲かったのか?」を知りたいですよね。
その確認ももちろん可能。
任意の取引履歴をクリックすると、このような詳細が表示されます。
この取引(短期売買)の場合…
ということが分かります。
ツールを使うまでは「だいたい」でカウントしていた損益計算が、具体的な数値で示されます。
自分の成績を確認する時なんか、非常に便利です。これが私の欲しかった機能なのだー!!!
<関連記事>仮想通貨|無料アプリで「移動平均法」「総平均法」を計算してみた
クリプタクト、スマホアプリはあるの?
現在、クリプタクトはPC(ブラウザ)のみ対応です。アプリはありません。
でも、スマホでブラウザを開けば、知りたい情報は確認できます。私もブックマークして使ってます。
画面が小さいのでスクロール量が多くなったり、横に入らない表もありますね。
スマホなので仕方がないです。PCやタブレットで確認するのがベストでしょう。
クリプタクトの評判は?
自分一人で「オススメ!超良いよ!」と言っても説得力に欠けます。
Twitterの声を拾ってきたので、よければ参考にしてみてください。
【あなたは仮想通貨の税金大丈夫?】
ビットコイン中心に仮想通貨界が盛り上がってきたけど、税金についてそろそろ考えてみてね
仮想通貨バブルで税金地獄に落ちないように。
無料税金計算ツールはクリプタクトが圧倒的におすすめです。
その理由はこちらで解説したよ😉https://t.co/CgDYNZNa2E— ビト丸ちゃん (@bitomaru_btc) September 6, 2021
仮想通貨の損益計算、確定申告には「クリプタクト」がオススメです。
コインチェックやビットフライヤーなどと自動で連携して勝手に計算してくれます。https://t.co/bixDELXa3Y— のら@介護夜勤の人 (@noranora0259) September 4, 2021
これは永久保存版です。ホントにCryptactは神。テレビ、洗濯機、冷蔵庫、Cryptactのレベル🐥@Cryptact https://t.co/Y9RkG5ldat
— Rheology@BANDism🐣🅑🐣 (@rhe0logy) May 31, 2021
「クリプタクト」とTwitterで検索すると、関連ツイートがわんさか出て来ます。
「こんなに使ってる人いたの!?」とびっくりしましたね。やっぱり、無料登録できるからとりあえずで使ってみやすいのでしょう。
そして気づきとして、やはり、「仮想通貨をガチでやってる人」の割合が多かったです。
自分で計算できなくなるからです。みんな悩みは同じ(笑)
クリプタクト、プランの違いは?【無料・有料】
クリプタクトは無料で始めることができますが、有料プランの用意もあります。
基本的に、無料~アドバンスプランの範囲での契約になるかなと思います。
【お試しプラン ¥8,800 / 年】
- 取引件数 500件以内/年
- 国内取引所
- カスタム取引
- 取引編集
- アップロード時のファイル容量50MBまで
- 期末時点の時価評価表示
- 取引履歴一覧ダウンロード
- 詳細設定
- 対応コイン数: 8961
【ライトプラン ¥19,800 / 年】
- 取引件数 5,000件以内/年
- 国内取引所
- 海外取引所
- カスタム取引
- 取引編集
- アップロード時のファイル容量80MBまで
- 期末時点の時価評価表示
- 取引履歴一覧ダウンロード
- 詳細設定
- 対応コイン数: 8961
【スタンダードプラン ¥33,000 / 年】
- 取引件数 50,000件以内/年
- 国内取引所
- 海外取引所
- カスタム取引
- カスタム取引のサブカテゴリー利用
- 取引編集
- アップロード時のファイル容量80MBまで
- 期末時点の時価評価表示
- 取引履歴一覧ダウンロード
- 詳細設定
- 法人評価損益対応
- 対応コイン数: 8961
【アドバンスプラン ¥55,000 / 年 】
- 取引件数 1,000,000件以内/年
- 国内取引所
- 海外取引所
- カスタム取引
- カスタム取引のサブカテゴリー利用
- 取引編集
- アップロード時のファイル容量100MBまで
- 期末時点の時価評価表示
- 取引履歴一覧ダウンロード
- 詳細設定
- 法人評価損益対応
- 対応コイン数: 8961
「どのプランを選ぶか?」については、主に以下2点を元に判断するのがよろしいかと。
- 取引件数
- 海外取引所に対応しているか
取引件数は、グラフを見れば分かりますね。
海外取引所を使っているならば、最低でも「ライトプラン~」の契約が必要だというわけです。
ちなみ現在私は「国内取引所のみ」かつ「取引件数約160件」なので、お試しプランに加入中。
現在は取引件数が少ないけど、今後増えるつもりだから、最初から高いプランを選ばないといけないのかな?
と思う方もいるかもしれませんが、その必要はありません。
これでOK。
なぜならば、プランをアップグレードする際に必要な料金から、現プランの残り期間を日割りで引いてくれるからです。
要は、ユーザーに損が無いよう自動で値引いてくれるということ。
だから、順々にアップグレードしていけば大丈夫。
例えば「お試しプラン」に加入中の私が「ライトプラン」に変更しようとすると、こんな感じで値引かれます。
差額分を支払うだけでアップグレードできるのです。
他サービスとの比較(私がGTAXを選ばなかった理由)
実は私、クリプタクトに課金するまでは、「GTAX」も無料でお試ししていました。
GTAXというのは、もう1つの有名な仮想通貨計算ツールです。
なぜ、GTAXではなく「クリプタクト」を選んだのか?
理由は3つあります。
詳しく説明します。
直感的にクリプタクトの方が“使いやすい”、“見やすい”と感じたから
これは個人差があるかもしれません。
少なくとも私はクリプタクトの方が「好き」だなあと感じました。だから課金した。
クリプタクトもGTAXも、年間取引100件までは無料で使えます。
※クリプタクトが年間100件→50件になりました。
実際に登録してみて、使いやすさの違いを自分で確かめるのが一番でしょう。
私の取引量を考えた時、クリプタクトの方が安かったから
現在の私の年間取引量は約160件。
ですが、デイトレのような取引をしたいと考えており、今後は「1000件を超えるかもなあ」と思っています。
この取引件数を考えた時、安かったのがクリプタクトです。(写真は契約当時のもの)
【クリプタクトの料金プラン】
【GTAXの料金プラン】
仮に1000件を超える取引をした場合、必要なプランと料金は以下です。
値段を考えて、クリプタクトを選びました。
それと、気になったポイントが「GTAXはミニマムプランの許容範囲が狭い」ということ。
年間300件なんて、あっという間に超えると思うのです。
その点クリプタクトのお試しプランなら、同じような料金で「年間500件」まで使えるので、余裕がありますよね。
個人的にクリプタクトの方がコスパがいいと感じました。
運営がサービスに力を入れていると感じたから
クリプタクトの運営はサポートが手厚いです。力入れてるのが伝わってきます。
公式Youtubeもあるし…
毎日ツイッターも稼働していて、ユーザーの質問にもリプライで回答してますし…
コメントありがとうございます😊
サービスの使い方についてご不明な場合はいつでもサポートデスク(support@cryptact.com)にご連絡頂ければと存じます。
どうぞよろしくお願いします。— Cryptact 公式アカウント(株式会社クリプタクト) (@Cryptact) October 12, 2021
サポートも手厚いです。
「利益の計算をしたい!(ウハウハ)」と思って使う方も多いですが、「しっかり取引を集計して、知らずに脱税するのを防ぐ。追徴課税を受けないこと。」こそ、クリプタクトを使う本質的な理由だと思っています。
税金関係、詳しいですか?私はさっぱりわかりません。知識がないので、誰かに頼らざるを得ないのです。
クリプタクトならサポートがしっかりしているので、その点安心できませんか。
私はそれを含めて、課金して正解だったと思います。
クリプタクトの使い方
ファイルのアップロード
まず会員登録をしましょう。お済でない方は、こちらからどうぞ。
あとはファイルをアップロードするだけで自動計算されます。
ホーム画面左のタブ「取引履歴一覧」→「取引履歴追加」→「取引履歴をアップロードする」
使っている取引所を選択。
ファイルを指定の場所に「ドラッグ&ドロップ」→「アップロード」
なんと、以上!(笑) これだけです。
取引履歴のファイルはどこからダウンロードできるの?
各取引所ごとに異なります。
「〇〇(取引所名) 取引履歴」
とググると、公式サイトの説明が出てくると思いますので、指示通りにやるだけです。
確定申告より前に使いはじめ、操作に慣れておくといいでしょう。
【追記】取引所APIを使って自動計算もできる
なんと、最近あったアップデートにより、国内取引所も“API”が使えるようになりました。
【仮想通貨の損益計算機能】
11月29日予定しているバイナンスAPI連携ですが、なんとっ‼️‼️@bitbank_incの取引所、@zaifdotjpの現物取引のAPI連携も同時リリースできることになりました🎉
お楽しみに😊
知らない方のためにRT希望です|ू•ω•)ちらりhttps://t.co/Y57BsXAFKL
— Cryptact 公式アカウント(株式会社クリプタクト) (@Cryptact) November 26, 2021
これにより、対応取引所を使っていれば、ファイルをアップロードする手間なく同期されます。
現在対応しているのは、計7取引所
嬉しいことに、私がメインで使っているbitbankも使えるようになりました。
実際にAPI連携させてみたのですが、うまく動作しています。
特に取引数が多い方、デイトレ的に一日に何度もトレードするからには、非常にオススメできる機能です。
まとめ
マジでおすすめする「クリプタクト」の全力紹介、いかがでしたでしょうか。
少しでも魅力が伝われば、同じ仮想通貨投資家として嬉しいです。
最後に、本記事の要点をまとめます。
【<無料>クリプタクトの評判は?使い心地は?<GTAXと比較>】
- 年間取引数50件まで完全無料で使えるツール
- 「利確済み損益」「評価損益」「投資元本」全て分かる
- もちろん確定申告を正しく行えることも重要
- 仮想通貨投資ガチ勢にもはや欠かせないツール
- 使いやすさと料金比較から、GTAXではなく「クリプタクト」を選択した
- プランのアップグレードは差額分でOK
- サポートが手厚いのは安心
てなわけでして、少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました!
→その結果、差額3275円の儲け