大学を卒業したら、新卒で会社員として働き始めるんだけど、「家賃補助なしで一人暮らし」をするのって厳しいかな?
もちろん、一番心配なのは“経済面”で、要はお金が足りるかどうか。
現段階では貯金もほぼないし。
実際に新社会人で働き始めた人の感想が聞きたいなあ。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 新社会人が家賃補助なしで一人暮らしをするのは厳しいのか
- 手取り19万で生活できる?
- 車を持つことはできないと思った方が良い話
こんにちは、かけるです。
2021年の春から新卒として会社員を務めています。
実家のある愛知県から岡山県へ引っ越し、一人暮らし中。
私には大学の後輩がいるのですが、こんな質問を受けることがあります。
私自身、家賃補助“アリ”の会社で働いているのですが、家賃補助が無かった場合のことも考えることはできます。
単純に、家賃を全額払うと思えばよいのですから。
そこで、本記事では「家賃補助なしで一人暮らしは厳しいか」というテーマについてお話ししようと思います。
自分の生活スタイルを考える上で、少しでも参考になれば幸いです。
【新社会人】家賃補助なしで一人暮らしは厳しい?【感想】
結論からいうと、厳しいかなと感じます。
ここでいう「厳しい」というのは、決して“無理”というわけではありません。
一人暮らしは可能だけど、自分が使える可処分所得(自由なお金、貯金)は非常に少なくなりますよ、ってわけです。
つまり、生活は質素なものになり、贅沢する機会も減り、出来る限り出費を抑えた生活を強いられることになるでしょう。
もちろん、そこまでして一人暮らしをする価値があると思えるのなら、悪くはないと思いますけどね。
結局、自分の生き方は自分で決めるものですから。
【新卒】手取り19万円の生活
私は現在(先月のデータ)、月の総収入が228,540円。
そこからなんやかんやと控除される額が39,076円。
つまり私の月の手取り額は[187,464円]ってことになります。
(ちなみに新卒一年目は住民税の控除がありませんが、来年からはもう1.5万円ほど減ることが予想されます。)
現在、私は家賃補助ありで一人暮らしをしております。
会社が家賃の半分を負担してくれるので、私が月に払う家賃は[25250円]。
これが私の可処分所得です…と言いたいところですが、まだまだ固定費が掛かります。
- 水道光熱費8100円
- 家のWi-Fi代2300円
- スマホ代6000円
これらを合わせると、16,400円。
再計算しますと、[ 162,214円 – 16,400円 = 156,214円 ]
…ただし、これでもまだまだ生活できません。
服や趣味に使うお金は考えないとしても、誰でも必ず「食費」は掛かります。平均4万円だそうです。
となると、多めに見積もっても、私の月の可処分所得は約11万円。
実際はもっともっと買うものがあるので、恐らく7万円ほどかなという印象。
ちょっと話が複雑になったので一度まとめると、
では、仮に補助が無かったとしたら、単純に家賃が倍(+25250円)になりますので、
7万円 – 2.5万円 = 4.5万円 がだいたい手元に残る金額だと計算できます。
月に残る金額は約4.5万円
1ヶ月必死になって働いて、自由に使える金額が約4.5万円。
これが家賃補助なしで、手取り19万円だと仮定した場合の金額です。
どうです?
再結論ですが、やっぱり「厳しい」かなと思います。
仮に実家暮らしだとしたら、家賃約5万円が引かれずに済みますから、単純に増えます。
自由に使える金額が約10万円になります。
「家賃補助がないのに、そこまでして一人暮らしをする価値ってあるの?」
一度、深く考えるといいでしょう。
車のある生活は無理だ
中にはこんな方もいると思います。
無理です。月に使える金額が4.5万円しかないのに、どこから車代を捻出できるでしょうか?
多分、買うとしたらギリギリを攻めた支払回数のローンでしょう。
もちろん、車を所有したら掛かるのはローン代だけでなく、保険代、駐車場代、ガソリン代、車検代、メンテナンス代…多額の出費が上乗せされます。
これらの金額を4.5万円から支払えないことは、算数を習いたての小学生でもわかるはず。
「月給20万円」「手取り20万円」と聞くと多いように見えますが、実際一人暮らしを始めると手元に残る金額なんてわずかです。
しっかり計画を立てて、無理のない選択を。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【新社会人が家賃補助なしで一人暮らしをするのは厳しい?】
- 結論、厳しいです。
- 手取り19万だとして、出費を甘く見積もっても、月に4.5万円しか残りません。
- 節約節約。贅沢は厳禁。そんな生活になるかなと思います。
- もちろん車なんて持てないでしょう。
- でも、どんな生活をするか、どんな人生を歩むか決めるのは自分自身。
- 本記事を参考にしつつ、悔いの無い選択をしてください。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました!