ビットバンクに実装された新機能「逆指値注文」の使い方がイマイチ分からない…。
トリガー価格ってなに?
逆指値注文の使いどころはどこ?
実際の画面を元に教えてもらえると助かるなあ。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- ビットバンクで逆指値注文をする方法
- 逆指値の「指値」「成行」の使い方
- 損切りをするために覚えるべき理由
こんにちは、かけるです。
今回は「ビットバンクで逆指値を使う方法」について解説します。
自分自身も最初はよく分からなくて、悩んだ内容ですね。
少しでも参考になれば幸いです。
仮想通貨投資家のみなさまへ。
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【ビットバンク】新機能「逆指値注文」のやり方【損切りマスター】
逆指値注文のやり方を、実際の画面をスクショしつつ、紹介します。
なお、今回使用したのはPCでの画面ですが、スマホアプリ版でも設定の方法は一緒です。
逆指値注文は、「売り」で使われることが多いでしょう。
いつでも自動で損切りを執行できるようにしておくためです。
ですので、まずは「売りの逆指値」の方法から説明です。
逆指値(指値注文)売りのやり方
ビットバンクで注文画面を開きましょう。
「逆指値(指値)」タブ→「売り」を選択。
すると、
という項目が出て来ましたね。数量と予想価格については説明不要かと思いますので、割愛します。
トリガー価格とは、指値注文を板に並べる(注文をする)ときの価格です。
指値価格は、自分が売りたい価格ですね。
例として、以下の設定してみました。
- トリガー価格1350円
- 指値価格1300円
あらためて写真を見せます。
これはどういうことかというと、
ってわけです。
実際に注文を通してみると、このように発注されます。
ステータス「非アクティブ」となっているのは、トリガー価格に達していないため、まだ注文が板に並んでいないことを意味します。
この注文を出した際、実際に約定する値段は、1350円に近い値(以下)となります。
1350円になったときに「1300円の売り(より安い価格)」を出しても、1300円で約定するわけではないからです。
1355-1340円くらいかなってイメージです。板の状況によります。
「指値の動き」を理解していれば、わかりますかね。
1350円以下になったら発注する“1300円の指値売り”は、「1300円までなら売ってOK!もちろん、高く売れた方がいいけどね!」という意味になります。
実際に約定する際の動きとしては、板に並ぶ“最も高い買い注文の順”に対して売られていくわけです。
1350円(トリガー価格)に達した際、買い板がこう並んでいるとします。
- 1350円…100枚
- 1349円…100枚
- 1348円…100枚
- 1347円…300枚
- 1346円…200枚
自分が「1300円、数量500枚で売りの逆指値」をしていたら、赤字の板(値)で約定することになります。
- 1350円…100枚
- 1349円…100枚
- 1348円…100枚
- 1347円…200枚(自分の取引後、残り100枚になる)
- 1346円…200枚
高い順に約定していき、1347円の板を200枚買った時点で合計500枚の売りになり、持ち分の売却完了です。
ですので、損切りの際に逆指値を使う時は、「トリガー価格≧注文(指値)価格」となるのが普通です。
ちなみに、トリガー価格と指値価格を同じに設定することもできますが、必ず注文が通るわけではないので注意しましょう。
逆指値(指値注文)買いのやり方
逆指値を使った「買い」も、もちろん可能です。やり方は同様。
以下の画像の説明をします。
ってわけです。
実際に注文した画面です。
トリガー価格に対して現在値が低いので、ステータスは「非アクティブ」。まだ板に並びません。
ちなみに、この場合(537万円で指値注文)の意味は、「537万円までなら買って
OK。売り板の最も安い順に約定していくね!」ということです。
トリガー価格を「536万円」としていますので、実際の約定値は“ほぼ536万円”ということになります。
逆指値成行注文って?
逆指値注文には2つあります。
先ほど紹介したのが「指値」注文です。
では「逆指値成行注文」とはなにか?
成行注文というのは、その時点で板に並んでいる順に真っ先に売り・買いを行う注文方法です。
「板の順番」ですので、約定が複数回行われれば、もちろん「約定価格」が変わります。
誰よりも優先して買える・売れる反面、「予想しない価格で約定してしまう可能性がある」というデメリットが潜んでいます。
(とはいえ仮想通貨の場合、基本的に板の密度が高いので、価格に大きな乖離は発生しないでしょう。)
実際に逆指値成行注文の画面です。
「トリガー価格」のみに絞られているのが分かるでしょう。
例えばこれは「買い」の注文画面ですから、トリガー価格に達した時点で、「売り板」を安い順に一瞬で買うわけです。約定させるのです。
売りだったら逆ですね。
並んでいる買い板に対して売りを提供します。
逆指値注文の使い道
逆指値注文の使いどころは、なんといっても「損切り」を自動で発注できることでしょう。
こんな方に非常に有効です。
損を限定できるので、負けを小さく、勝ちを大きく伸ばすことができますよね。
株や仮想通貨で儲けている人は、この「損切り」をうまく行える人です。
私も「買い」注文が約定したら、途端に逆指値の売り注文を仕込んでおきます。
儲かっている間は放っておいてOK。万が一自分の考えたシナリオに反して下がったら、決まったところで売られる。
常にチャートを気にする必要もなくなりますから、精神的にもすごく楽です。
特に、中短期のトレードをするなら損切りはマスターすべきスキルだと思います。
私もトレードに関する本を読み漁って、勉強している最中です。
勉強せずに失敗してお金を失う前に、しっかり本を読んで、“損”を作らない方法を学ぼうと思い、必死にインプットに励んでいます。
そもそも、「逆指値注文をどこに置くか?」が分かるようになるには、チャートの読解が必要不可欠です。
トレンドラインとか、サポートライン、上抜けや下抜け、レンジ…なんて言葉を聞いたことがありませんか?
これらが読めるようになると、つまりはチャートが読めるようになると、ある程度動きが予想できるようになるのです。
チャートはあくまでも「投資家の需給によってつくられるもの」でして、心理状態を読み取れるようになれば勝てるようになる日も近いでしょう。
運で勝つのではなく、自分のシナリオ通りに動いて勝つと、めちゃくちゃ楽しいですよ。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【ビットバンク】新機能「逆指値注文」のやり方【損切りマスター】
- 覚える設定は2つだけ。
- 「トリガー価格」と「指値価格」
- 逆指値は損切りをする時に非常に有効です
- 投資で稼ぐ人は損を切るのがとても上手
- 私も見習って、「買い」をした直後に「売り逆指値」を入れるよう心掛けています。
- そうすれば、チャートを常にチェックする必要もなく、精神的にも〇。
少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました!
おわりに、ビットバンクに関連する記事を紹介しておきますね。
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